開催報告


3月8日の国際女性デーに向けて、「女性の健康と権利」の大切さを伝えるホワイトリボンの願いを胸に、海外・日本の全国各地で一斉にアクションをするチャリティラン「ホワイトリボンラン2025」を開催しました。2016年の第1回大会から数えて10回目の本大会は、「走ろう。自分のために。誰かのために。」このスローガンに賛同し、全国のボランティアが運営する拠点ランニングとホワイトリボン月間(3月1日~31日)に何度でもアクションできるバーチャルランニングと、2種類の参加方法から、多くの皆さまに参加いただきました。
3月は女性の健康週間や国際女性デーがあり、女性の健康と権利への意識が高まります。
今年度は、参加者数、拠点数、寄付金額において過去最多の記録を更新しました。今年も日本全国47都道府県すべてからホワイトリボンランへエントリーがありましたことは、大きな成果であり、さらなるムーブメントの広がりを感じています。
世界中の人々の健康を願い、「自分のために、誰かのために。」と行動するホスピタリティは、社会を動かし、一人ひとりの行動変容につながりました。
皆さまからの温かい寄付は、日本とケニアの女性の命と健康を守るために役立てられます。
改めまして、皆さまのアクションに心よりお礼を申し上げます。

大会Tシャツに込めた私たちからのメッセージ「Empower Myself」は、これからも人々の胸に輝き、心を動かしていきます。ホワイトリボンラン2025は終了しましたが、引き続き自分らしいホワイトリボンアクションを通じて、ホワイトリボン運動の認知普及・拡大へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

WHITE RIBBON RUN 2025 MOVIE

寄付の結果報告

寄付結果(2025)

5,588,242円

これまでの寄付合計

2016年 4,627,500円(エントリー費の全額を寄付)
2017年 6,694,500円(エントリー費の全額を寄付)
2018年 3,750,960円(エントリー費の収益全額寄付)
2019年 5,313,071円(エントリー費の収益全額寄付)
2020年 5,701,500円(エントリー費の収益全額寄付)
2021年 5,292,238円(エントリー費の収益全額寄付他)
2022年 5,549,710円(エントリー費の収益全額寄付、ショッピングによる寄付他)
2023年 4,006,454円(エントリー費の収益全額寄付他)
2024年 4,546,126円(エントリー費の収益全額寄付他)
2025年 5,588,242円(エントリー費の収益全額寄付他)

合計:51,070,301円

ホワイトリボンラン参加者数

日本(全国47都道府県)を含む世界11ヵ国の参加。各地から多くの皆さまにご参加いただき、ホワイトリボン運動へのアクションの輪がますます広がるのを感じています。

日本:4,347(全国拠点2,601名/バーチャルラン1,746名)
海外:236人
合計:4,583人
 

開催の様子(日本・海外)

 

日本

今年のホワイトリボンランは、日本各地、過去最多の59カ所で開催することができました。

全国の拠点

全国拠点59ヵ所 各拠点の情報はこちら
▶ホワイトリボンラン2025拠点

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<VOICES>拠点運営した事務局の声

全国の拠点をボランティアで運営しホワイトリボンパートナーとしてジョイセフと一緒に活動をしている皆さんからの感想をPick up!

ホワイトリボンランの運営として参加し、多くの学びと貴重な経験を得ることができました。イベントを通じて、多くの方々が支援の輪を広げる姿を間近で見ることができ、改めてこの活動の意義を実感しました。運営の立場だからこそ、参加者の想いや熱意に触れる機会が多く、一人ひとりの支援の形がイベントをより特別なものにしていると感じました。また、チームで協力しながら準備を進め、当日を迎えるまでの過程も大きな学びとなりました。何より、ホワイトリボンランを通じて社会貢献活動に携わることができ、多くの方と想いを共有できたことが本当に嬉しかったです。今後もこのような活動を通じて、一人でも多くの人にメッセージを届けていきたいと思います。

自分が走るのが苦手、でも何かしらホワイトリボンランに関わりたい、ということで、「走れないなら企画しよう!」と決めた今回の拠点運営でした。特に今回は、日頃からNPO法人として包括的性教育の普及啓発に力を入れて活動をしているので、今回の収益が日本の包括的性教育の普及にも使われるということで、法人として実施する意義もすごくあるなと感じました。どれくらいの規模になるか不安でしたが、スタッフの家族や知り合いだけでなく、過去に他の拠点に参加されたことのある方々も来てくださって、とても和やかな雰囲気で開催できて良かったです。また、1周1㎞のコースを1周または2周選べるようにしたので、お子さんでも参加しやすかったように思います。ラン前後のヨガも好評で、いろいろな繋がりができましたし、今回のイベントの趣旨を通して法人の活動も知っていただけて、とても意義のあるイベントになったと思います。

沢山の参加者の皆さまの笑顔に出会えること! 色々苦労も多い拠点運営ですが、当日の参加者の皆さまの笑顔を見ると、「また来年も開催したい!」と心から思います。また日頃意識をすることが少ない海外や国内の問題に触れ、学べる機会はとてもありがたいです。

前回に引き続きで2回目の開催をさせていただいたが、SRHRを中心に興味や関心を持ち続けてくれた参加者たちが、また集い一緒にムーブメントを起こしてくれたことに感謝している。周知が進んだので、やりやすくなった。ボランティアとして参加してくれた学生たちと繋がれたことが良かった点と言える。

参加者同士のつながりが、深くなったなと感じ、今後も続ける意欲がわいた。次回参加の声や、この活動を広げていくアイデアも集まって来て、ワクワクする!

ガールスカウトの教育プログラムの1つとして少女会員が当日の誘導、司会、体操などを自分たちでどの様に進めるか考えながら運営しています。ガールスカウト単独でこの様なイベントを実施する事は難しいのでよい機会を頂いていると感謝しております。

海外

10か国から参加(Burkina Faso、Cambodia、Ghana、India、Kenya、Malaysia、Nepal、Uganda、USA、Zambia)

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エントリー者アンケート ーホワイトリボンランに参加して変化した思考や行動の変化についてー

初めての参加、ホワイトリボンランのことも知らなくてこんな活動があるんだと走ってみたいと思いました。何時もは1人で走ってるけどおしゃべりしながら初対面の私たちにもとても皆さんフレンドリーで10キロもすぐに終わってしまいました。ペースも友だちとは違うので別で走りましたが友だちも楽しかったとの事。また参加したいです!

走るのは苦手な私でしたが、「ホワイトリボンラン」の存在を知り、近くに拠点があったことから参加してみました。 レベル分けもしてくれるし、小さいお子さんも男性も多く参加していて、1人での初参加でも楽しく過ごせました。 マラソン大会と違って、交通ルールを守りながら途中で記念撮影などもあったり、和気あいあいと過ごしました。レベルによっては、ガシガシ頑張るのかもしれませんが、直前まで体調を考えながら選択できるので安心できました。

いろんな年齢層の方が参加しているのでenjoyランに良いと思います。また、街中を走ることでWhite ribbon RUNを広くアピール出来て、イベントの趣旨に最適だと思いました。

ホワイトリボンランの拠点での初参加でした。運営してらした方々の温かい雰囲気が安心感につながり、海岸沿いをゆるランしながら会話もはずみ、笑顔の絶えないとても楽しい時間でした。

国際女性デーが近いという事もあり、不自由を強いられている女の子の環境が改善される事を願い参加しました。1人参加で心細くも有りましたが、他にも1人参加の方がいらっしゃり、楽しくお話ししながらwalking出来ました。有難う御座いました。

普段は1人runなのでこうして仲間と和気藹々に楽しく走れて嬉しかったです。また、ホワイトリボン運動の趣旨にも賛同していますのでホワイトリボンTシャツを着て仲間を増やす事ができるよう走りたいと思いました。今週末は静岡マラソンでこのTシャツを来て走りたいと思います

チャリティーなので、参加費がすべて寄付にまわることで毎年参加してます。しかも、有名ブランドのTシャツがもらえるので、最高です。(今年はノースフェイスでした!)走る距離は5キロ程度なので、初心者も参加しやすいです。

今年初めてエントリーさせていただきました! Tシャツを着て走って、写真撮って、Instagramに投稿したら1投稿で100円の募金になるという素敵な企画。長野はなかなか寒く、外で走るには億劫ですが、このような企画があると、頑張って走ろうとなります。仲間と楽しくおしゃべりランをするきっかけにもなりますし、春のマラソンに向けたトレーニングにもなる良い企画です。

メインスポンサー(インタビュー)

拠点協賛

株式会社池田工務店(八王子拠点)
常盤工業株式会社(浜松拠点)
株式会社デクシィ(浜松拠点)
補聴器専門店プロショップ大塚(株式会社大塚)(浜松拠点)
株式会社コーチョー(富士拠点)
株式会社富士山ドリームビレッジ(富士拠点)
富士吉原ライオンズクラブ(富士拠点)
日建リース工業株式会社(富士拠点)
株式会社エスパルス(富士拠点)
一般社団法人 静岡県トラック協会 富士支部(富士拠点)
アコレ株式会社(富士拠点)
医療法人財団新緑会 大富士病院(富士拠点)
医療法人大誠会若松記念病院(鹿児島市拠点)
医療法人玉水会玉水会病院(鹿児島市拠点)

キャンペーン&ムーブメント

Instagramハッシュタグキャンペーン

Instagram 1投稿につき100円が寄付に!

#ホワイトリボンラン2025 ハッシュタグチャレンジ ホワイトリボンラン開催期間中、公式Tシャツを着て走った様子を「 #ホワイトリボンラン2025」のハッシュタグをつけてInstagramに投稿すると、1投稿につき100円が参加者に代わってホワイトリボンパートナー企業よりジョイセフに寄付される企画を実施しました。

投稿数:3,302投稿
寄付金:330,200円

▼たくさんの投稿ありがとうございました!

支援先について

ホワイトリボンラン2025 に参加していただいた皆さまのエントリー費の収益の全額を下記の活動に寄付します。

【海外】ケニア:スラムの女性と若者に包括的性教育を届ける

包括的性教育の啓発教材を開発し、首都ナイロビ郊外のスラムにおいて、啓発教育活動を実施し、若者の意図しない妊娠や安全でない中絶、子宮頸がん及び性感染症の予防を推進します。学校やコミュニティと協働し、包括的性教育を推進する若者ボランティアなどのリーダーを育成し、ジョイセフがいなくて住民主体で活動が持続する仕組みをつくります。

【日本】目指すは学校教育に包括的性教育の導入。まずは、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR(※1))の情報と知識を若者をはじめ、親世代の大人へ届ける
※ホワイトリボンラン2025参加者(希望者のみ)に、SRHR NOTEを進呈

啓発教材のSRHR NOTE(※2)を活用し、若者や親世代、学校の先生を主な対象にSRHRを学ぶ機会と場づくりを行い、1万人にセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)の情報と知識を伝えます。そして、学校教育の現場に包括的性教育が導入されるように政策決定者(議員や行政)にアドボカシーを展開します。

●支援内容についての詳細は「寄付の使途」をご確認ください
▶寄付の使途

●これまでの支援について
▶活動紹介

ホワイトリボンラン開催報告書(2016~2024)

2016

ホワイトリボンラン2016報告書

2017

ホワイトリボンラン2017報告書

2018

ホワイトリボンラン2018報告書

2019

ホワイトリボンラン2019報告書

2020

ホワイトリボンラン2020報告書

2021

ホワイトリボンラン2021報告書

2022

ホワイトリボンラン2022報告書

2023

ホワイトリボンラン2023報告書

2024

ホワイトリボンラン2024報告書

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