ホワイトリボンについて

途上国の女性が妊娠・出産すること。それは、日本では考えられない高い死亡率と隣り合わせのできごとです。
いま、開発途上国では、多くの女性が妊娠・出産によって命を落とし、新たな道、夢、そして未来が奪われています。栄養失調や栄養不足、劣悪な衛生面、技術と知識のある助産師の不足、保健医療サービスの欠如、数多く広がる無医村、古い因習・・・。

途上国のお母さんや赤ちゃんの命を救うため、ホワイトリボン運動がスタートしました。
1999年、ホワイトリボン・アライアンス(WRA)が設立され、現在では世界155ヶ国の団体や個人が、ホワイトリボンの名のもとに集い、世界中のお母さんが安全に妊娠・出産を迎えられる世界を目指して、草の根の支援活動を行っています。

女性たちへ哀悼の意をこめた、白いリボン

白いリボンには、妊娠や出産によって亡くなった、女性たちへの哀悼の意が込められています。 またある文化では「希望や命の芽吹き」を表わしています。
ホワイトリボンは、女性たちの魂を悼み、その悲しみを乗り越えて明日へと希望をつなげる運動の象徴です。
日本に暮らす私たちの心の中にも、白いリボンを結び、ひとりひとりがその一端を次につないでいくことで、ホワイトリボン運動を日本中に広げていきたいと願っています。

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて

妊産婦死亡率の削減に焦点を

2016年から2030年の間に達成することを掲げた国際的な開発目標「持続可能な開発目標(SDGs)」が、2016年にスタートしています。

ホワイトリボン・ジャパンの運動に関連するのは、SDGsの17の目標のうち、主として目標3と目標5で、これらに焦点を当てた活動が求められています。

目標3と目標5をはじめ、17の目標にとって、いまだに厳しい現実が立ちはだかっています。今こそ世界は、このような国際的枠組みに対してグローバリズムに基づいた精神で取り組んでいかなければなりません。