ホワイトリボンパートナーからのメッセージ
やさしさをかたちに、連鎖を通じて創るケアが当たり前になる社会。
株式会社コーチョー
渡邉 邦彦さん
当社は、ペット用トイレタリーの製造販売および福祉事業を行っています。創業時は生理用ナプキンを主力製品とし、当時の女性たちの社会進出を応援しました。2022年に創業60周年を迎えた際に、新たに「ケアが当たり前となる社会」をパーパスとして設定。人や動物のケアに携わってきたものづくり企業として、社会課題の解決に向けた取り組みを行っています。
「良き企業市民」であるために、2017年3月に富士市と持続的な地域の発展を目的に、包括連携協定を締結。地域の課題解決を考えるなかで、ホワイトリボンラン富士拠点の事務局を務める、NPO法人楽しいことやら座から、ジョイセフを紹介していただきました。それを受けて2019年には、SDGs勉強会を社員向けに実施。世界を見ると、病気や衛生環境、社会的な原因によって、毎日たくさんの女性が亡くなっているという事実を知り、すべての女性の健康と命を守る活動であるホワイトリボンランの支援を始めました。富士市の拠点サポートも行い、今年で5回目の参加となります。社員も会社の行事のひとつとして認知し、積極的に参加してくれています。社員の社会貢献活動に参加するハードルを下げ、社会課題を自分ごとに置き換える機会となっているように感じます。
ホワイトリボンランを通じて、社員や地域のみなさんとの絆を深め、世界の女性や子どもたちに想いをつなげていきたいと考えています。思いやりと優しさをかたちにし、「ケアが当たり前となる社会」の実現に向けて、取り組んでいきたいと思います。